※敬称略
森久保祥太郎
■チャリティプロジェクトに参加して
震災後、誰もが自分に何ができるんだろうと考えていたはずですが、 すぐに声を掛けてくださった岩崎さんとMarkさんの行動の速さに驚き、 嬉しくてすぐに「参加します!」とお答えしました。
岩崎さんは、ふだん乙女ゲームを作っていらっしゃるから、 人に対する愛や優しさをよくご存じ。
Markさんとは面識はありましたが、 一緒にお仕事をさせていただくのは初めて。 ギターや音楽の話でも共通するところがあるし、 とても熱い方だということがよく分かりました。
そんなおふたりの想いがダイレクトに伝わるプロジェクトに参加できて、 本当に嬉しいですね。
■レコーディングの感想
曲を受け取って、レコーディング当日までは、「ここをどう歌おうかな」と いうようなことをまず考えていたんですが、いざ本番で気持ちがグッと入ったら、 2テイク目くらいで涙が止まらなくなりましたね。
僕自身も福島と宮城に親戚がいて、物資を持って現地を訪ねたんですが、 従兄弟たちの子供がいつもより元気なかったことが苦しくて、 それを思い出してしまいました。
2番からはとても希望があふれる歌になるんですが、 そこは震災で元気がなくなってしまった、 僕の親戚の子供たちに向ける感じで歌いましたね。
僕はいつも派手な歌を歌っているので、今回はそれを封印。 マイクに近づいて、ウィスパーに近い声で歌ったことはあまりないし、 ここまで感情にまかせて歌ったこともまずないので、 僕にとっても勉強になるレコーディングでした。
収録後に、Markさんたちがボーカルをダビングしてくれたものを 流してくれたんですけど、それも聴いたら涙が出てきてしまって。 自分の歌った曲で泣いてしまったのも、これが初めてですね。
■CDを聴いてくれる方へ
今も大変な想いをされている方は、たくさんいらっしゃると思います。 復興は今年、来年だけじゃなく、この先、日本全体が長きに渡って 挑んでいかなければならないことです。
ともすると人間は、当事者じゃないとふと、それを忘れてしまうことがある。 大切なのは、継続です。このCDは、手にしてくれたみなさんと僕らとが、 気持ちを共有したという証。1日でも早く、いろいろなことが良くなるように、 毎日の暮しで小さなことでも続けて心を向ける。
この曲が、聴くたびにそういうことを思い出すキッカケになってくれたら嬉しいですし、 今辛い想いをしている人が、落ち着いて曲を聴ける環境になった時に、 頑張りをスタートできるキッカケになって欲しいなと思います。
■曲&タイトルの感想
タイトルもいいですよね、笑顔。僕自身も好きな人の笑顔を見るのは好きだし、 笑顔は周りを明るくする表情だと思うんです。
企画から短い期間での曲作りだったと思いますが、詞も曲も素晴らしいんですよ。 この曲のイントロや途中で流れるフルートっぽい音色が、 僕の好きな東北の田舎への郷愁を誘う。
歌詞からも懐かしい風景が伝わって、チャリティソングという名目関係なく、 聴く人誰もが、自分の大事な場所を思い出すような気がするんですよね。
中でも1番Bメロの「誰かの言葉 信じられず 涙あふれても〜」という一連のフレーズが、 すごく刺さりました。風評被害に合われてる地域の方のことなどを思うと、 「未来への想い 感じてほしい」が、僕のいちばんの願いでもありますね。 「芽生えたよ 小さな蕾」の一節にも、子供たちが笑える未来を、 僕らが作らなきゃいけないという想いを新たにしました。
レコーディングは僕がラストだったので、先にKENNが録ったバージョンをもらっていたんです。 そこにも曲の優しさとKENNが持ってる優しさがすごく詰まってて、 グッとくるものがありましたね。
KENNの歌声もそうだし、All Friendsのみんなのコーラスも、気持ちはひとつ。 みなさんの気持ちとも、繋がっていると思います。 大事な場所を共有するイメージのある曲ですから、聴いて笑顔になっていただきたいですよね。
■聴いて欲しいシチュエーション
たぶん、この曲を10年後、20年後に聴いても、 誰もが2011年3月11日のことを思い出すと思うんです。 もしかしたら、被害に遭われた当事者の方にとっては、 忘れたいことかも知れないですけど、僕らは忘れちゃいけないと思う。 その意味でも、このCDは、悲しいことがキッカケにはなってしまいましたが、 僕らは気持ちで繋がれるんだという証の1枚になりました。
なので、どんなシチュエーションで聴いてもらってもいいので、 聴いた時に、一生懸命、復興に励んでいる人たち、 その場所に気持ちを向けていただけたらと思います。
KENN
■チャリティプロジェクトに参加して
自分の表現できるもので、みなさんの力になれることが本当に嬉しく思いました。 Markさんとも長く一緒にお仕事をさせていただいているので、信頼も大きいですから、 参加を迷うことはなかったです。
ちょうど、このお話をMarkさんからのメールでいただいた時は舞台の稽古中だったんですが、 速攻で「ぜひやらせてください!」とお返事しました。
今回はチャリティプロジェクトとして「EVER SMILE」がリリースされますが、 そこを意識せずに聴いてもらっても、すごくいい曲。 いろんな場所で、いろんなタレントさんがおっしゃっていることですが、 僕もこの曲で少しでも笑顔になってもらえるように、僕ができることの全力を尽くしました。
■レコーディングの感想
この曲ではテクニックがどうこうよりも、素直な気持ちを伝えようという想いが強かったので、 いつも以上に感情を重視して、大事に歌わせてもらいました。 シンプルな曲、歌詞だけに、感情も込めやすかったですし。 ただ一口に感情を乗せるといっても、いろんな持っていき方があるので、 僕自身が家で考えてきた感情の込め方と、Markさんのディレクションとのすり合わせも、 時間をかけてやらせていただきました。
自分が笑ってないと、「EVER SMILE」にふさわしい笑顔の声には聞こえない。
今回のレコーディングでは、歌声そのものの力についても、 改めて気づかされたんです。
収録は別日でしたが、森久保さんとのデュエットも初めてですし、 僕も森久保さんの歌声は大好き。 アーティストとしても素晴らしい方なので、森久保さんの胸をお借りするつもりで、 僕は思うままに歌わせていただきました。
ふたりの声が一緒になって、All Friendsのみなさんの声が乗ってどうなるか、 発売後にCDを聴くのがとても楽しみです。
■CDを聴いてくれる方へ
シンプルな歌詞とメロディに、気持ちをたくさん、たくさん乗せて歌いました。 チャリティを意識せずとも、ひとつの素敵な曲として楽しんでいただけたら、 僕は嬉しいです。
■曲&タイトルの感想
とても温かくて、素敵なポップス。メロディもあえてシンプルに作ってあるようで、 誰もが一度聴いたら口ずさめる素敵な曲ですよね。 タイトルも素敵です。人は笑うことで何かを乗り越えられたり、 気持ちが変化することが僕にもあるし、みなさんにもあると思う。 すごくいいタイトルだと思います。
歌詞の中で、意味のあるフレーズはたくさんありますが、 特に好きなのは「大丈夫」という言葉。
自分が言う側でも、言われる側でも前向きになれますよね。
誰かが悩んでいて、心を軽くしてあげたい時、 理屈で励ますよりも「大丈夫だよ」のひと言で元気になれたりしますよね? そういう言葉の力が、この曲にはたくさん入っていると思います。
■聴いて欲しいシチュエーション
この曲とは、いつも一緒にいてほしいです。 「元気がなくなったから「EVER SMILE」を聴かなきゃ」というのではなくて、 いつもそばに置いて欲しい曲ですね。
三浦祥朗
このプロジェクトのお話を聞いた時は、 少しでも何かの力になれればと思って参加したんですが、 実際に曲と歌詞をいただいて歌に向き合ってみると、 「やっぱり僕たちはひとりじゃないんだ」ということが さらに分かりましたね。その気持ちを、CDという形で もっと伝えていけたらと、レコーディングをして 改めて感じています。曲も歌詞も、いつもの岩崎さん、 Markさんの曲とはイメージも違っていて、 とても柔らかなバラードで驚きもありました。 岩崎さん、こういう歌詞も書かれるんですね(笑)。
チャリティのプロジェクトというのは、短い期間では 大きな力が出せても、長続きさせるのは難しいと思うんです。 でも、それが歌なら、ずっとみなさんに口ずさんでもらえる。 長く力を与えることができるんじゃないかなと思うと、 嬉しいですね。被災地の方はもちろん、「EVER SMILE」を 聴いてくださるみなさんもひとりじゃない。 手を繋いで乗り越えていきましょう。
菅沼久義
このプロジェクトには、岩崎さんとMarkさんからお声をもらい、 その瞬間に僕は「ぜひ、参加させてください!」と 即答させていただきました。この大変な時期に、 何かできることはないかと、自分なりにできることは いろいろやってきたんですけど、こうして形になった 何かができるというのは、本当に素晴らしいことだと思います。 参加できて本当に嬉しいですし、この歌を聴いて、 みなさんがちょっとでも元気になっていただけたら! 僕からの願いは、もうそれだけですね。
レコーディングも、ひと言ひと言とても大事に、真剣に歌わせてもらったので、 あっという間に時間が過ぎてしまいました。 曲は静かなバラードで、詞も静かな中に力を与えられる 素敵な言葉がたくさんあって、自然に気持ちが高まっていきました。 僕も全ての気持ちを込めましたし、曲自体も他のメンバーの方の歌も 素晴らしいですから、ぜひ聴いていただきたいと思います!
前野智昭
岩崎さんとMarkさんで、チャリティソングを作るという話は 伺ってたんですが、もし自分に声をかけていただけたら ぜひ参加したいと思っていたので、本当に感謝の気持ちで いっぱいです。
僕も被災地のひとつである茨城県の出身なので、 できる限りのことがしたかった。幸いにも自分は、 作品や歌を通じてみなさんにメッセージを伝えられる 立場にいるので、参加できて純粋に嬉しかったです。 僕も、レコーディングでメインボーカルの入った バージョンを初めて聴いたんですが、素晴らしい曲です。 コーラスでの参加と聞いていましたが、 思っていたよりがっつり歌わせていただけたので、 それも嬉しかった。今はタレントとか声優とか、 一般の方とか関係なく、この局面を少しでも元気に乗り越え、 いつも通りの生活を取り戻していくことが大切だと思います。 とても言い方は難しいですが、この曲もいつも僕らが 出しているCDとは、意味合いが違う。 歌っている僕らとみなさんが、ひとつになれる CDだと僕は思います。これからもまだ厳しい状況は 続いていくだろうと思いますが、この曲を聴いて少しでも、 みなさんと想いを分かち合えたら嬉しいですね。
代永翼
震災後、ずっと何かに参加したいと思っていたんですけど、 自分から動くのは難しいですよね。「やりたい」と思って すぐにできるかといえば、そうじゃない。そんな時に、 岩崎さんやMarkさん、スタッフさんから歌の チャリティプロジェクトのお話をいただけて、 すごく嬉しかったです。
僕らは、声を届ける仕事を やらせてもらってますが、こういう新しい試みで、 “歌”に声を乗せてみんなに笑顔を届ける企画に 参加できて光栄ですし、想いはみなさんと一緒だということが、 少しでも伝わればいいなと思います。
一緒に参加した先輩方もみなさんと気心も知れている達ばかり。 緊張もありましたけど、みなさんの笑顔を想像しながら歌うと、 僕の気持ちも明るくなりました。 曲も、とても前向きになれる曲です。 辛いことがあると、人は空を見上げることを 忘れてしまいますよね? でも、ふとした時に空を見上げると、 きれいな青空や星空がある。 もやもやしている気持ちも一気に吹き飛ぶと思うんです。 僕も、気持ちが落ちてる時に空を見上げると、 それだけで違う気持ちになれます。 そして、下を向けば地面に一生懸命に生きている植物たちがいる。 その力強さも歌詞に描かれていたので、 詞がすぐに僕の心にすーっと入り込んできました。 歌ってすごい力を持ってますよね。KENNくんと森久保さん、 他のメンバーのみなさんの声のパワーでそういう想いが きっと伝わる、大好きな歌です。
野島健児
これはチャリティという名前のついた企画ではありますけど、 僕の中ではそれ以上に、“ひとつの素敵な作品に 参加させていただけるんだ”という喜びも大きい、 かけがえのないプロジェクトになりました。
なじみの深い参加メンバーのみなさんと想いを共有できる 嬉しさもありますし、岩崎さん、Markさんと一緒に 作品を作ってみたいという気持ちも以前からあったので、 素晴らしい経験ができました。
自分自身も、僕の仲間とチャリティ企画はいろいろ考えてはいたんですが、 なかなか動き出すことができなかった。 そこにこのお話をいただけたので、 僕の中でのチャリティプロジェクト第1弾 という意味合いもあります。
歌詞の中に花のつぼみのフレーズが出てきますが、 何もない大地に咲く花だけが美しいのではなく、 野に咲く花には全て、ひとつひとつの美しさがある。 これから復興を遂げてたくさんの花が咲き、 たくさんの家が建ち並ぶようになっても、 ひとつひとつの花の美しさ、そこに暮すひとつひとつの命が 大切だということを、何年経ってもずっと忘れないでいたい。 この曲には、そんな想いを感じました。僕自身も、 ここに描かれた花のように力強く生きていきたい。 僕も頑張りますので、みなさんもこの歌から、 自分にとっての大切な何かを感じ取っていただけたらと思います。
小野大輔
微力ながら力を添えさせていただきました。
一時的なものでなく、これからも継続して出来ることを 精一杯やっていきたいです。
※敬称略
岩崎さんは、ふだん乙女ゲームを作っていらっしゃるから、 人に対する愛や優しさをよくご存じ。
Markさんとは面識はありましたが、 一緒にお仕事をさせていただくのは初めて。 ギターや音楽の話でも共通するところがあるし、 とても熱い方だということがよく分かりました。
そんなおふたりの想いがダイレクトに伝わるプロジェクトに参加できて、 本当に嬉しいですね。
僕自身も福島と宮城に親戚がいて、物資を持って現地を訪ねたんですが、 従兄弟たちの子供がいつもより元気なかったことが苦しくて、 それを思い出してしまいました。
2番からはとても希望があふれる歌になるんですが、 そこは震災で元気がなくなってしまった、 僕の親戚の子供たちに向ける感じで歌いましたね。
僕はいつも派手な歌を歌っているので、今回はそれを封印。 マイクに近づいて、ウィスパーに近い声で歌ったことはあまりないし、 ここまで感情にまかせて歌ったこともまずないので、 僕にとっても勉強になるレコーディングでした。
収録後に、Markさんたちがボーカルをダビングしてくれたものを 流してくれたんですけど、それも聴いたら涙が出てきてしまって。 自分の歌った曲で泣いてしまったのも、これが初めてですね。
ともすると人間は、当事者じゃないとふと、それを忘れてしまうことがある。 大切なのは、継続です。このCDは、手にしてくれたみなさんと僕らとが、 気持ちを共有したという証。1日でも早く、いろいろなことが良くなるように、 毎日の暮しで小さなことでも続けて心を向ける。
この曲が、聴くたびにそういうことを思い出すキッカケになってくれたら嬉しいですし、 今辛い想いをしている人が、落ち着いて曲を聴ける環境になった時に、 頑張りをスタートできるキッカケになって欲しいなと思います。
企画から短い期間での曲作りだったと思いますが、詞も曲も素晴らしいんですよ。 この曲のイントロや途中で流れるフルートっぽい音色が、 僕の好きな東北の田舎への郷愁を誘う。
歌詞からも懐かしい風景が伝わって、チャリティソングという名目関係なく、 聴く人誰もが、自分の大事な場所を思い出すような気がするんですよね。
中でも1番Bメロの「誰かの言葉 信じられず 涙あふれても〜」という一連のフレーズが、 すごく刺さりました。風評被害に合われてる地域の方のことなどを思うと、 「未来への想い 感じてほしい」が、僕のいちばんの願いでもありますね。 「芽生えたよ 小さな蕾」の一節にも、子供たちが笑える未来を、 僕らが作らなきゃいけないという想いを新たにしました。
レコーディングは僕がラストだったので、先にKENNが録ったバージョンをもらっていたんです。 そこにも曲の優しさとKENNが持ってる優しさがすごく詰まってて、 グッとくるものがありましたね。
KENNの歌声もそうだし、All Friendsのみんなのコーラスも、気持ちはひとつ。 みなさんの気持ちとも、繋がっていると思います。 大事な場所を共有するイメージのある曲ですから、聴いて笑顔になっていただきたいですよね。
なので、どんなシチュエーションで聴いてもらってもいいので、 聴いた時に、一生懸命、復興に励んでいる人たち、 その場所に気持ちを向けていただけたらと思います。
ちょうど、このお話をMarkさんからのメールでいただいた時は舞台の稽古中だったんですが、 速攻で「ぜひやらせてください!」とお返事しました。
今回はチャリティプロジェクトとして「EVER SMILE」がリリースされますが、 そこを意識せずに聴いてもらっても、すごくいい曲。 いろんな場所で、いろんなタレントさんがおっしゃっていることですが、 僕もこの曲で少しでも笑顔になってもらえるように、僕ができることの全力を尽くしました。
自分が笑ってないと、「EVER SMILE」にふさわしい笑顔の声には聞こえない。
今回のレコーディングでは、歌声そのものの力についても、 改めて気づかされたんです。
収録は別日でしたが、森久保さんとのデュエットも初めてですし、 僕も森久保さんの歌声は大好き。 アーティストとしても素晴らしい方なので、森久保さんの胸をお借りするつもりで、 僕は思うままに歌わせていただきました。
ふたりの声が一緒になって、All Friendsのみなさんの声が乗ってどうなるか、 発売後にCDを聴くのがとても楽しみです。
歌詞の中で、意味のあるフレーズはたくさんありますが、 特に好きなのは「大丈夫」という言葉。
自分が言う側でも、言われる側でも前向きになれますよね。
誰かが悩んでいて、心を軽くしてあげたい時、 理屈で励ますよりも「大丈夫だよ」のひと言で元気になれたりしますよね? そういう言葉の力が、この曲にはたくさん入っていると思います。
チャリティのプロジェクトというのは、短い期間では 大きな力が出せても、長続きさせるのは難しいと思うんです。 でも、それが歌なら、ずっとみなさんに口ずさんでもらえる。 長く力を与えることができるんじゃないかなと思うと、 嬉しいですね。被災地の方はもちろん、「EVER SMILE」を 聴いてくださるみなさんもひとりじゃない。 手を繋いで乗り越えていきましょう。
レコーディングも、ひと言ひと言とても大事に、真剣に歌わせてもらったので、 あっという間に時間が過ぎてしまいました。 曲は静かなバラードで、詞も静かな中に力を与えられる 素敵な言葉がたくさんあって、自然に気持ちが高まっていきました。 僕も全ての気持ちを込めましたし、曲自体も他のメンバーの方の歌も 素晴らしいですから、ぜひ聴いていただきたいと思います!
僕も被災地のひとつである茨城県の出身なので、 できる限りのことがしたかった。幸いにも自分は、 作品や歌を通じてみなさんにメッセージを伝えられる 立場にいるので、参加できて純粋に嬉しかったです。 僕も、レコーディングでメインボーカルの入った バージョンを初めて聴いたんですが、素晴らしい曲です。 コーラスでの参加と聞いていましたが、 思っていたよりがっつり歌わせていただけたので、 それも嬉しかった。今はタレントとか声優とか、 一般の方とか関係なく、この局面を少しでも元気に乗り越え、 いつも通りの生活を取り戻していくことが大切だと思います。 とても言い方は難しいですが、この曲もいつも僕らが 出しているCDとは、意味合いが違う。 歌っている僕らとみなさんが、ひとつになれる CDだと僕は思います。これからもまだ厳しい状況は 続いていくだろうと思いますが、この曲を聴いて少しでも、 みなさんと想いを分かち合えたら嬉しいですね。
僕らは、声を届ける仕事を やらせてもらってますが、こういう新しい試みで、 “歌”に声を乗せてみんなに笑顔を届ける企画に 参加できて光栄ですし、想いはみなさんと一緒だということが、 少しでも伝わればいいなと思います。
一緒に参加した先輩方もみなさんと気心も知れている達ばかり。 緊張もありましたけど、みなさんの笑顔を想像しながら歌うと、 僕の気持ちも明るくなりました。 曲も、とても前向きになれる曲です。 辛いことがあると、人は空を見上げることを 忘れてしまいますよね? でも、ふとした時に空を見上げると、 きれいな青空や星空がある。 もやもやしている気持ちも一気に吹き飛ぶと思うんです。 僕も、気持ちが落ちてる時に空を見上げると、 それだけで違う気持ちになれます。 そして、下を向けば地面に一生懸命に生きている植物たちがいる。 その力強さも歌詞に描かれていたので、 詞がすぐに僕の心にすーっと入り込んできました。 歌ってすごい力を持ってますよね。KENNくんと森久保さん、 他のメンバーのみなさんの声のパワーでそういう想いが きっと伝わる、大好きな歌です。
なじみの深い参加メンバーのみなさんと想いを共有できる 嬉しさもありますし、岩崎さん、Markさんと一緒に 作品を作ってみたいという気持ちも以前からあったので、 素晴らしい経験ができました。
自分自身も、僕の仲間とチャリティ企画はいろいろ考えてはいたんですが、 なかなか動き出すことができなかった。 そこにこのお話をいただけたので、 僕の中でのチャリティプロジェクト第1弾 という意味合いもあります。
歌詞の中に花のつぼみのフレーズが出てきますが、 何もない大地に咲く花だけが美しいのではなく、 野に咲く花には全て、ひとつひとつの美しさがある。 これから復興を遂げてたくさんの花が咲き、 たくさんの家が建ち並ぶようになっても、 ひとつひとつの花の美しさ、そこに暮すひとつひとつの命が 大切だということを、何年経ってもずっと忘れないでいたい。 この曲には、そんな想いを感じました。僕自身も、 ここに描かれた花のように力強く生きていきたい。 僕も頑張りますので、みなさんもこの歌から、 自分にとっての大切な何かを感じ取っていただけたらと思います。
一時的なものでなく、これからも継続して出来ることを 精一杯やっていきたいです。